Fate/IF ストーリー




アインツベルンに聖杯をもたらすこと。
それがわたしに課せられた役割だった。

そこにわたしの意志や望みは介在していない。
けれど断る理由はなかった。
わたしはそのために作られたことを知っていたからだ。

道具は必要な役割があるからこそ作られる。
役割を果たせない道具は不良品だ。存在する価値はない。
使い捨ての道具であってもそれは変わらない。


わたしはわたしの役割を果たすために冬木の地に赴き、

彼に出会った――